【1月29日 AFP】犬好きで知られるジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領と妻ジル(Jill Biden)氏が、ホワイトハウス(White House)に猫を迎え入れ、大きな「公約」をようやく果たした。

 ジル氏の広報官は28日、猫の名は「ウィロー(Willow)」で、種類はショートヘアのタビーだと説明。ジル氏は、ツイッター(Twitter)にウィローの写真を投稿した。

 ウィローは政治的な経歴も十分だ。大統領選の激戦区であるペンシルベニア州の農家出身で、ジル氏とは2020年の選挙集会でステージに飛び乗ったときに初めて出会った。

 ジル氏の広報官、マイケル・ラローザ(Michael LaRosa)氏によると、ウィローはこのとき、ジル氏に「かなりの印象」を与えた。農場のオーナーは、ウィローがジル氏とすぐに仲良くなったのを見て、ジル氏と一緒に暮らすべきだと思ったのだという。

「ウィローはホワイトハウスでの暮らしに慣れてきていて、お気に入りのおもちゃとおやつをもらい、においをかいだり探索したりするスペースも十分にある」とラローザ氏は語った。

 ウィローに犬との「党派」の違いを乗り越える手腕があるかは分からないが、バイデン夫妻はクリスマス前にジャーマンシェパードの子犬「コマンダー(Commander)」を新たに迎え入れており、その答えは間もなく出るだろう。(c)AFP