【1月28日 AFP】アジアのマクドナルド(McDonald's)でポテト不足が広がっている問題で、マレーシアの店舗もフライドポテトの制限販売を始めた。

 マレーシアのマクドナルドは、セットメニューも含め、フライドポテトのLサイズの取り扱いを休止した。

 世界のサプライチェーン(供給網)は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受けて混乱しており、食品から電子機器まで品不足が起きている。

 米マクドナルドはAFPに宛てた文書で、マレーシアのフランチャイズで「現在、供給問題が生じている」ため、24日からフライドポテトのLサイズの提供を休止していると認めた。

 今月に入り、台湾マクドナルド(McDonald's Taiwan)も世界的な輸送供給が「不安定」だとして、一部店舗で米国から輸入しているハッシュポテトが品切れになっていると発表した。

 また、日本マクドナルド(McDonald's Japan)は昨年12月から2度にわたり、フライドポテトの提供をSサイズのみに制限。新型コロナ流行とカナダで発生した洪水のために輸入が滞ったと説明している。(c)AFP