【1月28日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は27日、女子シングルス準決勝が行われ、大会第27シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)は6-4、6-1で第7シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)を撃破し、決勝に進出した。

 キャリア初となる四大大会(グランドスラム)決勝では、第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)と対戦する。

 2019年大会で4強入りしているコリンズは、バーティ戦に向けて「世界1位の選手と相手の母国でプレーすることになり、ものすごい試合になると思う」と話し、「これ以上うれしいことはない。ここまで本当に長い道のりと努力の積み重ねがあった」と決勝進出を喜んだ。

 28歳のコリンズは昨年、子宮内膜症の手術を受け、現在はその痛みから解放されて再び成功を収めている。

 復帰後の2021年シーズンは、パレルモ国際(2021 Internazionali Femminili di Tennis di Palermo)でキャリア初優勝を果たすと、ムバダラ・シリコンバレー・クラシック(2021 Mubadala Silicon Valley Classic)でも優勝した。

 見事な復活劇により、世界ランキングでも初めてトップ10入りを果たすことが決まった。(c)AFP/Martin PARRY