シャルレーヌ公妃、回復まで「数週間」 モナコ公室
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【1月28日 AFP】モナコ公室は27日、極度の疲労により治療を受けているシャルレーヌ公妃(Princess Charlene、43)について、回復にはさらに数週間かかると発表した。
アルベール2世公(Prince Albert II)の妻のシャルレーヌ公妃は昨年9月、滞在中の南アフリカで倒れ、11月に帰国。現在は国外の非公開の場所で治療を受けている。
公室は、療養は「現在、満足かつ非常に有望な形で進んでいる」と説明。疲労に対するケアの他、歯科治療も受けており、回復にはさらに数週間かかるとの見通しを示した。
公妃は11月、公室最大の年中行事である建国記念日の式典を欠席。健康不安説が再燃したほか、夫妻の結婚生活をめぐる臆測も広がっていた。
南アフリカ代表の水泳選手として五輪出場経験を持つ公妃と、世界で最も結婚相手にふさわしい独身男性とされていたアルベール2世公は2006年、トリノ冬季五輪で初めてそろって公の場に姿を現した。11年に結婚した当初は、おとぎ話のようなカップルと称されていたが、以来、2人の仲をめぐるうわさが絶えなかった。公妃は挙式前夜に逃亡を図ったという疑惑も浮上しているが、公室は否定している。
アルベール2世公は、レーニエ3世公(Prince Rainier III)と、1982年に交通事故で亡くなった米人気女優グレース・ケリー(Grace Kelly)さんの息子。(c)AFP