【1月28日 AFP】スキー事故により37歳の若さで死去した仏俳優ギャスパー・ウリエル(Gaspard Ulliel)さんの葬儀が27日、フランス・パリで執り行われた。親族の他、有名俳優らが参列し、ウリエルさんに最後の別れを告げた。

 ウリエルさんは先週、南仏でのスキー中に事故に遭い亡くなった。人気俳優の急逝は、国内に衝撃を与えた。

 パリ中心部のサントゥスタシュ(Saint-Eustache)教会で行われたウリエルさんの葬儀には、カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine Deneuve)さん、イザベル・ユペール(Isabelle Huppert)さん、レア・セドゥ(Lea Seydoux)さんら、仏映画界を代表する俳優が参列し、ウリエルさんを哀悼した。

 ウリエルさんは2007年の『ハンニバル・ライジング(Hannibal Rising)』で若き日の殺人鬼ハンニバル・レクター(Hannibal Lecter)を演じ、世界的な脚光を浴びた。

 この他の代表作には、『たかが世界の終わり(It's Only the End of the World)』や『ロング・エンゲージメント(A Very Long Engagement)』などがある。(c)AFP