【1月25日 CGTN Japanese】河北省(Hebei)張家口市(Zhangjiakou)にある万全ガソリン水素電気総合エネルギーステーションが24日、正式に稼働しました。1日の水素供給量は約1000キログラムに達し、冬季五輪の水素車両にクリーンエネルギーを供給します。 

 エネルギーステーションには、国家能源投資集団が独自開発した中国初の国家基準に達し、全体的に防爆認証を取得した70メガパスカル一体型移動式水素ステーションが配備されており、冬季五輪の競技エリア内で必要に応じてエネルギー保障サービスを提供できます。 

 国家電力投資集団(国家電投)傘下、東方新能源の張家口陽城子風力発電所の計14万9500キロワットの風力発電が冬季五輪会場のグリーン電力取引に参加しています。昨年だけで、冬季五輪会場プロジェクトに約1057万キロワット時のクリーンエネルギーを輸送しました。国家電投はまた、張家口太子城110キロボルトの送電・変電プロジェクト、張北(張家口北部)フレキシブル直流プロジェクトなど複数の冬季五輪関連プロジェクトを設計しました。 

 中国最大のクリーンエネルギーグループである三峡集団は現在、張家口地区で風力発電24万8950キロワットを生産しており、10万キロワットの風力発電平価送電モデルプロジェクトを建設しています。三峡集団と北京冬季五輪会場は、2022年上半期のグリーン電力取引で、2000万キロワット時の取引電力量について合意に達しました。 

 京能清潔能源電力の北京支社が運営を請け負った冬季五輪延慶競技エリア総合エネルギープロジェクトには、冬季五輪村エネルギーステーション、冬季五輪村冷凍ステーション、冬季五輪村二級ポンプ場、山地プレスセンターエネルギーステーション、山地プレスセンター太陽光発電システムが含まれ、冷熱供給、ソーラールーフ太陽光発電、エネルギー蓄積およびスマートエネルギー制御などの総合エネルギーサービス機能をカバーしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News