【1月25日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)に、同じアルゼンチン出身でサッカー好きとして知られるローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis、85)からサイン入りユニホームが贈られたと、バチカンのスポーツ協会が24日に発表した。

 23日の試合で新型コロナウイルスの陽性反応による離脱から復帰を果たしたメッシは、昨年10月にジャン・カステックス(Jean Castex)仏首相を通じて、教皇にサイン入りユニホームを贈呈していた。

 そして今回、フランス人のエマニュエル・ゴビアー(Emmanuel Gobilliard)司教から、バチカンの総合スポーツチームであるアスレティカ・バチカナ(Athletica Vaticana)の黄色のユニホームがメッシに手渡されるという異例のユニホーム交換が行われた。

 2024年のパリ五輪でバチカン代表団の一員を務めるゴビアー司教は、ツイッター(Twitter)に「信仰心のあついメッシは、この一歩が彼にとってどれほど重要か私に教えてくれた。われわれは共に祈りをささげた」と記した。(c)AFP