【1月25日 AFP】サッカーイタリア代表のロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督は24日、W杯カタール大会(2022 World Cup)の欧州予選プレーオフに向けた合宿に参加する代表メンバーを発表し、FWマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)が約3年ぶりに招集された。

 31歳のバロテッリの他にも数選手がサプライズ招集を受けており、ブラジル出身でイタリアの市民権を取得して代表でのプレーが可能になったばかりのジョアン・ペドロ(Joao Pedro)も名を連ねた。

 北マケドニアと対戦し、勝利すればポルトガル対トルコ戦の勝者とも顔を合わせる油断できないプレーオフを3月下旬に控えているマンチーニ監督は、フィレンツェ(Florence)近郊のコヴェルチャーノ(Coverciano)にあるナショナルトレーニングセンターで行われる3日間のキャンプを活用したいと考えている。

 2018年9月を最後に代表でのプレーから遠ざかっていたバロテッリは、これまで36試合に出場し14得点をマーク。現在はトルコ1部リーグに今季昇格したアダナ・デミルスポル(Adana Demirspor)でプレーしている。

 今回初招集となったのは、ペドロに加えてこちらもブラジル出身で市民権を手にしたルイス・フェリペ(Luis Felipe)や、GKマルコ・カルネセッキ(Marco Carnesecchi)、DFジョルジョ・スカルビーニ(Giorgio Scalvini)、MFダビデ・フラッテージDavide Frattesi)、MFニコロ・ファジョーリ(Nicolo Fagioli)、MFサムエレ・リッチ(Samuele Ricci)の7人となっている。

 また、負傷中のフェデリコ・キエーザ(Federico Chiesa)やレオナルド・スピナッツォーラ(Leonardo Spinazzola)、ジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)、レオナルド・ボヌッチ(Leonardo Bonucci)、アンドレア・ベロッティ(Andrea Belotti)に加え、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)やイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)でプレーするジョルジーニョ(Jorginho)といった主力は招集外となった。(c)AFP