【1月25日 AFP】米国オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)は24日、北京冬季五輪に派遣する同国代表メンバー222人を発表し、アルペンスキー女子のミカエラ・シフリン(Mikaela Shiffrin)やスノーボード男子のショーン・ホワイト(Shaun White)ら、各競技を代表するスター選手が名を連ねた。

 来月4月から20日まで開催される北京大会は、2個の五輪金メダルに輝くシフリンにとって3度目の大舞台で、ハーフパイプで3度の五輪制覇を果たしているホワイトにとっては2006年トリノ五輪から5大会連続の出場となる。

 スノーボードクロス女子のリンゼイ・ジャコベリス(Lindsey Jacobellis)、スケルトン女子のケイティー・ユーラエンダー(Katie Uhlaender)、カーリング男子のジョン・シュスター(John Shuster)も、ホワイトと同じくこれが5度目の五輪となる。

 4度目の出場は、ボブスレー女子のエラナ・マイヤーズ・テイラー(Elana Meyers Taylor)とケーリー・ハンフリーズ(Kaillie Humphries、元カナダ代表)、フリースタイルスキー女子エアリアルのアシュリー・コールドウェル(Ashley Caldwell)、フィギュアスケート・アイスダンスの男子選手エヴァン・ベイツ(Evan Bates)、アイスホッケー女子のヒラリー・ナイト(Hilary Knight)、リュージュ男子のクリス・マズダー(Chris Mazdzer)、スノーボード女子のフェイ・グリーニ(Faye Gulini)と同男子のニック・バウムガートナー(Nick Baumgartner)の計8人となっている。

 USOPCの競技パフォーマンス責任者で、2022年大会の団長を務めるリック・アダムス(Rick Adams)氏は「2022年冬季五輪の米代表団は、素晴らしいレガシーを構築してきた王者と、スポーツ界最大の舞台で自分の力を示すことを熱望している初出場のオリンピアンが融合するエキサイティングなチームだ」と述べた。(c)AFP