【1月24日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は24日、女子シングルス4回戦が行われ、ノーシードのアリーゼ・コルネ(Alize Cornet、フランス)が6-4、3-6、6-4で大会第14シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)を破り、63回目の四大大会(グランドスラム)出場にして初の8強入りを果たした。

 ロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で行われた一戦では、両選手ともに気温33度の過酷な暑さに苦しんだが、コルネが2時間33分で死闘を制し、準々決勝へ駒を進めた。4強入りが懸かる次戦は、第27シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)と対戦する。

 2005年の全仏オープンテニス(French Open)でグランドスラム初出場を果たしたコルネにとっては待望の8強入りで、初のベスト8までに要した四大大会出場回数は、2008年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)でタマリン・タナスガーン(Tamarine Tanasugarn、タイ)が記録した45回を上回って最多となった。

 2回戦では世界ランク3位のガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)を破って勝ち上がってきたコルネは、「シモナは素晴らしいファイターで、自分の模範でもある。初めて準々決勝に行くことができて夢がかなった」と喜んだ。(c)AFP