【1月24日 AFP】21-22イングランド・プレミアリーグは23日、第23節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)はトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を2-0で下し、3位の座を固めた。一方、2位につけるリバプール(Liverpool FC)もクリスタルパレス(Crystal Palace)に3-1で勝利し、首位マンチェスター・シティ(Manchester City)との勝ち点差を9に縮めた。

 チェルシーはハキム・ツィエク(Hakim Ziyech)の華麗なシュートで47分に先制すると、55分にはメイソン・マウント(Mason Mount)のFKにチアゴ・シウバ(Thiago Silva)が頭で合わせ、同じくホームで今月初めに行われたフットボールリーグカップ(England Football League Cup 2021-22)準決勝第1戦と同スコアでトッテナムを下した。

 リーグ戦の直近7試合で1勝しかできずに優勝争いから脱落していたチェルシーは、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)出場権を目指すチームが後ろから迫っている中で試合に臨んだが、これで5位との勝ち点差を10に広げた。

 2位リバプールとの勝ち点差を1のままとしたチェルシーだが、消化試合数は二つ多い。一方、この1か月でチェルシーに3敗目を喫したトッテナムはトップ4入りのチャンスを逃した。

 敵地でクリスタルパレスと対戦したリバプールは8分、アンドリュー・ロバートソン(Andrew Robertson)のCKにビルヒル・ファン・ダイク(Virgil Van Dijk)が高い打点のヘディングで合わせて先制。ロバートソンはアレックス・オックスレイド・チェンバレン(Alex Oxlade-Chamberlain)の追加点も演出し、リバプールが30分頃まではパレスを圧倒した。

 後半に入ると、華麗な連動からオドソンヌ・エドゥアール(Odsonne Edouard)にゴールを決められ1点差とされたが、長いビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定の結果、ジオゴ・ジョタ(Diogo Jota)が相手GKビセンテ・ガイタ(Vicente Guaita)に倒されたとしてPKを獲得し、89分に3点目を奪った。

 また、アーセナル(Arsenal)もホームでバーンリーFC(Burnley FC)とスコアレスドローに終わり、トッテナムと同様にトップ4入りのチャンスを逸した。(c)AFP