【1月24日 People’s Daily】北京冬季五輪の開幕が近づくにつれ、各選手団の参加メンバーが続々と発表され、多くの氷と雪の選手が試合準備のラストスパートに入った。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は2022年の新年に、「われわれは北京冬季五輪の成功的な開催を期待しており、同時にわれわれの経験に基づき、皆さまのために安全な開催に自信を持っている」と述べた。この人々が期待し、共に参与する氷雪の約束はすでに世界のスポーツ界のホットな話題になっている。

 間もなく開催される北京冬季五輪は、スポーツ界の熱い期待を凝集している。「北京冬季五輪のサーキットと準備作業がすでに整った。われわれは冬季五輪の盛大な開催を迎える。私は北京に行くことをとても楽しみにしている」と、国際スキー連盟(FIS)のジョン・エリアッシュ(Johan Eliasch)会長は、北京冬季五輪は各選手にとって千載一遇のチャンスであり、その成功的な開催を非常に期待していると述べた。

「今年2月、世界で最も優秀なスケート選手が北京冬季五輪の競技場で競い合う。彼らは氷の上で情熱を燃やし、世界の人々に自分の力や技、品格を見せてくれる」と、国際スケート連盟(ISU)のヤン・ダイケマ(Jan Dijkema)会長は述べた。彼によると、間もなく開催される北京冬季五輪に憧れを抱き、その成功を信じ、中国のスケート選手が大会で優秀な成績を収めることを期待しているという。

 国際スポーツ組織に加え、北京冬季五輪への注目と関心は世界各地から集まっている。「ノルウェーの選手は積極的に準備している。ノルウェーは冬季五輪で最も多くのメダルを獲得した国だ。間もなく始まる試合で良い成績を収めることを望んでいる」と、ノルウェーのシグネ・ブルーデセット(Signe Brudeset)駐中国大使は述べた。インタビューで、ノルウェーは300人以上の代表団を北京冬季五輪に派遣すると明らかにした。

「北京冬季五輪が私の今のすべての努力の目的だ!」と、冬季五輪で2回金メダルを獲得した日本男子フィギュアスケートの羽生結弦(Yuzuru Hanyu)選手が述べた。取材に応じ、北京冬季五輪の舞台を目指している。まもなく開催される北京冬季五輪は世界の最も優秀な氷と雪の選手を迎え、その時、彼らも最も巧みな技を見せてくれるだろうという。

「自分の口から言うのはおかしいかもしれないが、北京冬季五輪が私の最後の冬季五輪になるはずだ」と、2021年12月中旬のインタビューで、米国の有名な男子スノーボード選手のショーン・ホワイト(Shaun White)氏が述べた。35歳のホワイト選手は2006年トリノ冬季五輪以来、4回の冬季五輪に出場したが、2014年ソチ冬季五輪だけで男子スノーボード・ハーフパイプの金メダルを逃した。現在、ホワイト選手は5回目の冬季五輪出場資格獲得に向けて努力しており、北京冬季五輪の舞台で冬季五輪の旅を締めくくることを期待している。

「2022年北京冬季五輪は中国人民と世界を結びつける」。バッハ会長は「中国が最高の冬のアスリートを迎える時、全世界がこの情熱を目にするだろう」と語った。(c)People’s Daily/AFPBB News