【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は23日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第21シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)は7-6(7-0)、6-3で第5シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)に勝利し、2年連続の8強入りを果たした。

 第1セットのタイブレークを制したペグラは、勢いを緩めることなくサッカリを圧倒した。

 準々決勝でペグラは、第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)と、大坂なおみ(Naomi Osaka)を大会から葬り去ったアマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova、米国)の勝者と対戦する。

 メルボルンのカジノでブラックジャックに興じるなど、肩の力が抜けているペグラは「間違いなく今年一番の試合」と手応えを口にすると、「リターンがとても良かった。相手のサービスでプレッシャーをかけたいと思っていたし、その通りにできたと思う。我慢して、できるだけスマートにプレーしようとした」と振り返った。

 米ナショナルフットボール(NFL)のバッファロー・ビルズ(Buffalo Bills)のオーナーである資産家テリー(Terry Pegula)氏を父親に持つ27歳のペグラは、前回大会は準々決勝で同胞ジェニファー・ブレイディ(Jennifer Brady)に敗れた。(c)AFP