【1月23日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は23日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第4シードの全仏オープン(French Open 2021)女王バルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)は6-2、6-2で2度の全豪制覇を誇る第24シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)に勝利し、準々決勝に進出した。

 クレイチコバは首の問題に苦しんだベテランのアザレンカをベースラインでの打ち合いで上回った。

 クレイチコバは試合後、「きょうは本当に良かった。彼女はここで優勝経験があり、このコートを得意として非常に経験があるから」と話した。次は第8シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)に快勝したノーシードのマディソン・キーズ(Madison Keys、米国)とベスト4入りを懸けて激突する。

 敗れたアザレンカは、2012年と2013年に全豪オープンを連覇しているが、この日は首を痛めたとみられ、第2セット0-1となったところでメディカルタイムアウトを要求した。その際には「張っている感じがする」という言葉も聞こえた。(c)AFP