【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は22日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第14シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)や第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)が勝利し、16強入りを決めた。

 元全豪ファイナリストのハレプは、2回戦で全米オープン(US Open Tennis Championships 2021)女王のエマ・ラドゥカヌ(Emma Raducanu、英国)を倒して勝ち上がってきたダンカ・コビニッチ(Danka Kovinic、モンテネグロ)に6-2、6-1で完勝。

 8強入りを懸けた24日の4回戦では、フランスのアリーゼ・コルネ(Alize Cornet)と対戦する。コルネは第29シードのタマラ・ジダンセク(Tamara Zidansek、スロベニア)を4-6、6-4、6-2の逆転で破った。

 サバレンカは3セットを要しながらも今季開幕から苦しんでいるサーブの問題を乗り越え、第31シードのマルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)に4-6、6-3、6-1で勝利した。

 今シーズンは過去4試合で計70本のダブルフォールトを喫していたが、「今はとにかくハッピー。特にダブルフォールトを10本だけに抑えられたのがうれしい」と喜んだ。次戦はワイルドカード(主催者推薦)のマディソン・イングリス(Madison Inglis、オーストラリア)を2-6、6-2、6-0で退けたカイア・カネピ(Kaia Kanepi、エストニア)と顔を合わせる。

 2019年ベスト4で、第27シードのダニエル・コリンズ(Danielle Collins、米国)も19歳のクララ・タウソン(Clara Tauson、デンマーク)に4-6、6-4、7-5で競り勝ち、16強入りを果たした。

 4回戦の相手は2018年のセミファイナリストで、第19シードのエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)に決定。メルテンスは張帥(Zhang Shuai、中国)に6-2、6-2で快勝した。(c)AFP