【1月21日 CGTN Japanese】中国国際経済交流センターと香港中米交流基金会の共催による第3回香港「中米フォーラム」が19日から21日にかけて、オンライン形式で行われています。その席上、日本の福田康夫元首相は、北京冬季オリンピックは複数の困難に直面するが、開催の成功を期待するとの考えを表明しました。

 福田元首相によりますと、東京オリンピックは感染症のパンデミックを背景に開かれ、無観客の措置を実施しました。スポーツの試合に観客がいないことは不思議に思われるかもしれませんが、時代の発展に伴い、インターネットと撮影技術の進展、高精細テレビの普及によって、臨場感を得ることができます。一部の選手からは無観客の試合によって、精神面の集中度が高まるという評価が出ています。新たな時代と環境に直面してこそ、長所を生かすことができます。東京オリンピックの経験を参考にすれば、北京冬季オリンピック・パラリンピックの成功が期待でき、明るい一年を迎えられるということです。

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長はこのほど、日本代表団が近いうちに北京冬季オリンピック出場のため中国に赴くことを紹介し、中国の支援と協力に感謝の意を示して北京冬季オリンピックの円満な開催を期待しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News