【1月21日 CGTN Japanese】中国赤十字基金は学校における救急措置のレベルを向上し、健康面における安全確保能力を強化するため、北京市教育委員会や北京市赤十字と共同で、2021年9月から「安心学園」をテーマとする公益プロジェクトを推進し、北京市内の学校に段階的に「一体型救急救護装置」を寄贈してきました。同装置にはAED(自動体外式除細動器)や救急箱などがセットされており、北京市内の全ての小中学校や高校、中等専業学校(日本の職業高校に相当)、大学に順次寄贈されるとのことです。

「安心学園」プロジェクトにより現在までに、北京市の小中学校と高校1355校、中等専業学校24校、大学80校に「一体型救急救護装置」計1469台が第1期分として配備されました。次の段階として、装置の情報を120救急指揮管理システムにリンクする計画です。

 寄贈された「一体型救急救護装置」によって、学校内外の連携がさらに向上し、学校と周辺コミュニティーで救急措置が必要となった場合の対応能力が強化されます。これらの装置によってまた、学校と周辺コミュニティーにおける救急についての知識普及や技能訓練の推進が後押しされます。一般大衆が自主的に身の周りでできる救急措置を学び、救急措置ができるようになることを目指します。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News