【1月22日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は21日、女子シングルス3回戦が行われ、大会連覇を目指した第13シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-4、3-6、6-7(5-10)でノーシードのアマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova、米国)に敗れた。大坂は試合後、自分は「神ではない」と話し、常に勝つのは不可能だと語った。

 元世界1位で四大大会(グランドスラム)通算4勝の大坂は、マーガレット・コート(Margaret Court)で第1セットを奪ったが、迎えた第3セットでは2本のマッチポイントをしのがれ、金星を献上した。

 大坂は試合後、「すべてのポイントで戦った。その点を悔やむことはできない」と振り返り、「自分は神ではない。すべての試合に勝つことはできない」と話した。

「この試合で大きく成長できたと感じる。ニューヨークでの最後の試合(昨年9月の全米オープン<US Open Tennis Championships 2021>3回戦)の時は全く別の姿勢だった。だから負けはしたけれど、内容には満足している」

 一方、世界ランキング60位のアニシモバは、4回戦で第1シードのアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)と対戦する。バーティは同日、第30シードのカミラ・ジョルジ(Camila Giorgi、イタリア)に6-2、6-3で快勝し、地元開催の全豪オープン初優勝に一歩前進している。

 その他の試合では、第5シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)や大会第8シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)も勝ち上がりを決めた。(c)AFP