【1月21日 AFP】フィギュアスケート四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2022)は20日、エストニア・タリンで女子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、2度目の大会制覇を狙う三原舞依(Mai Mihara)が、自己ベストの72.62点で首位に立った。

 2017年大会以来の優勝を目指す22歳の三原は、「夢やぶれて(I Dreamed a Dream)」に乗せた演技で、冒頭の2回転アクセルに続き、3回転ルッツと3回転トーループのコンビネーションジャンプと3回転フリップの着氷に成功した。

 三原は演技後、フリースケーティング(FS)ではやるべきことをやり、4位に終わった全日本選手権(Japan Figure Skating Championships 2021)での悔しさを晴らしたいとコメントした。

 三原の後は韓国勢が3人続き、李海仁(Lee Hae-in、イ・ヘイン)が69.97点で2位、金芸林(Kim Ye-lim、キム・イェリム)が68.93点で3位、劉永(You Young、ユ・ヨン)が67.86点で4位につけた。

 日本勢は松生理乃(Rino Matsuike)が60.16点で8位、横井ゆは菜(Yuhana Yokoi)が53.93点で12位だった。

 アイスダンス・リズムダンス(RD)では、村元哉中(Kana Muramoto)/高橋大輔(Daisuke Takahashi)組が72.43点で2位発進した。米国のキャロライン・グリーン(Caroline Green)/マイケル・パーソンズ(Michael Parsons)組が80.62点で首位につけた。

 今大会は新型コロナウイルスの影響で当初予定されていた中国での開催が中止となり、タリンに場所を変更して行われている。(c)AFP