【1月20日 CGTN Japanese】中国石油天然ガス集団(中石油)傘下の燃料油会社に輸入原油を転売していた問題があることが審計署の調査で発覚しました。国務院連合調査グループは、事実に基づいて詳しく調査しました。

 調査結果によりますと、中石油は、燃料油会社が2006年6月に輸入原油40万トンを「混合油」名義で山東省の浜化集団に販売したのを皮切りに、数年間で累計1億7950万トンの輸入原油を、計115の地方精錬企業に転売していました。この間における中石油の主要幹部の職務怠慢と職責放棄は悪質です。

 関係部門は、中石油による輸入原油転売問題について、規則と規律と法に照らして厳正に処理し、中石油が輸入原油の転売で違法に得た利益を没収します。(c)CGTN Japanese/AFPBB News