【1月20日 AFP】女子テニス、元ダブルス世界ランキング1位のサニア・ミルザ(Sania Mirza、インド)が19日、今季限りでの引退を発表した。

 インド女子史上最高の選手と評価されている35歳のミルザは、ナディーア・キチェノク(Nadiia Kichenok、ウクライナ)とのペアで出場した全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)で1回戦敗退を喫した。

 ミルザは「これを最後のシーズンにすると決めた。毎週耐えながらやっている。シーズンを終えることができるかどうか分からないが、乗り切りたいと思う」と豪メルボルンで記者に話したという。

「まだ良いプレーができるし、大会で勝ち進めるという感触はある。でも、今シーズン以降もそれができる体かどうかは分からない」

 四大大会(グランドスラム)の女子ダブルスと混合ダブルスで通算6勝のミルザは、レジーブ・ラム(Rajeev Ram、米国)とのペアで今大会の混合ダブルスにもエントリーしており、20日に行われた初戦を突破している。(c)AFP