【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は20日、女子シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のサマンサ・ストーサー(Samantha Stosur、オーストラリア)は大会第10シードのアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)に2-6、2-6で敗れ、シングルスでのキャリアに幕を下ろした。

 これが自身20回目の全豪オープンとなったストーサーは、「可能と思っていた以上のことを成し遂げられた」と振り返った。

「これ以上のキャリアなんて望めなかった。ここオーストラリアで、そして世界中で最高の記憶がたくさんある。素晴らしかった」

 シングルス世界4位が自己最高位のストーサーは、決勝でセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を下した2011年の全米オープン(US Open Tennis Championships 2011)優勝がキャリア最高のハイライトとなっている。

 ストーサーは2010年の全仏オープン(French Open 2010)でもファイナルに進んだが、フランチェスカ・スキアボーネ(Francesca Schiavone、イタリア)氏に敗れ優勝はならなかった。

 37歳のストーサーは、張帥(Shuai Zhang、中国)とのペアで今年いっぱいダブルスを続けるが、地元での四大大会(グランドスラム)がシングルスでの最後の大会になると昨年12月に発表していた。(c)AFP