【1月20日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は20日、女子シングルス2回戦が行われ、ベテランのアリーゼ・コルネ(Alize Cornet、フランス)は大会第3シードで2020年準優勝のガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)を6-3、6-3で下し、波乱を起こした自身を「ちょっとした恐竜のようなもの」と表現した。

 昨年のWTAファイナルズ(2021 WTA Finals)で優勝したムグルサは、世界ランキング61位のコルネを相手にロッド・レーバー・アリーナ(Rod Laver Arena)で最後までサーブに苦しみ、1時間27分で敗れた。

 四大大会(グランドスラム)で4回戦の壁を破れずにいるコルネだが、グランドスラム本戦60大会連続出場は現役最長、歴代でも3位の記録を有し、圧倒的な経験を誇る。

 22日に32歳の誕生日を迎えるコルネは「きょうは素晴らしい試合ができた。精神状態は完璧だった。ひどい疲れはなかったし、自分がするべきことに全力で集中した」と振り返った。

「私はツアーのちょっとした恐竜のようなもの。16年ツアーにいるから、たくさん試合をこなしているし、さまざまな状況を克服してきた。きょうは経験が助けてくれたと思う」

 オープン化以降の四大大会シングルス連続出場最長記録は杉山愛(Ai Sugiyama)氏の62大会、2位はフランチェスカ・スキアボーネ(Francesca Schiavone、イタリア)氏の61大会となっており、コルネはさらに一つ差で3位につける。(c)AFP