【1月19日 CGTN Japanese】今月15日に北京で初めて確認された新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染者は、海外の小包から感染した可能性が高いことが、北京市疾病予防管理センターの調査で分かりました。

 疫学調査とビッグデータを分析した結果、この感染者は海外からの入国者や北京以外の感染者、濃厚接触者との接触は一切ありませんでした。しかし、発症2日前に受け取ったカナダからの小包から、コロナウイルスの陽性サンプルが発見されました。

 遺伝子解析の結果、検出されたウイルスは中国国内で報告されたオミクロン変異株と異なり、昨年12月に北米で分離された一部の株と類似性が高いことから、海外の物品を経由してコロナに感染した可能性が高いとみられています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News