【1月19日 Xinhua News】環境保全型エネルギー技術などを手掛ける中国の遠景科技集団(エンビジョングループ)はこのほど、電気自動車(EV)用自動充電ロボット「摩奇(MOCHI)」を公開した。充電器の設置が難しい場所での利用を見込む。上海市内の複数のオフィスビルや大型ショッピングセンターの地下駐車場で既に導入されているという。

 小さくて丸みを帯びたフォルムが目を引く摩奇は、車を駐車させた後、スマートフォンのアプリから充電を依頼することができる。摩奇は指令を受けると、駐車位置まで自動で移動し、充電を開始。完了するまでドライバーが待機する必要もない。

 満充電までの時間は航続距離約600キロの新エネルギー車(NEV)で2時間以内。国内市場のほぼ全てのEV主流モデルに対応する。(c)Xinhua News/AFPBB News