【1月19日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は18日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第4シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は6-2、6-4、6-3で練習パートナーでもあるマイケル・イマー(Mikael Ymer、スウェーデン)に快勝。しかし本人は、自身初の四大大会(グランドスラム)のタイトルを目指す中でもっと「大胆」になる必要があると話した。

 世界ランキング4位のチチパスは、常に同86位のイマーの先手を取りながら2時間10分で勝利し、セバスティアン・バエス(Sebastian Baez、アルゼンチン)との2回戦に進出した。

 相手のサービスゲームを7回ブレークし、ウイナー30本を決めたが、一方で自身も2度ブレークされると、アンフォーストエラーも38本あったチチパスは、オンコートインタビューで「アンフォーストエラーの数を減らしていきたい。いつもより少し多かったと思う」とコメントした。

「安定感を保ちながら、もうちょっと攻撃的なプレーを心がけ、場面によってはもう少し大胆にいきたい」

 今月行われた自身シーズン初戦となる国別対抗戦ATPカップ(ATP Cup 2022)では、昨年11月に手術した右肘の痛みがサーブに影響していることを認めていたが、この日はけがの影響はもうほとんどないことをうかがわせた。

 一方、ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)は6-4、6-4、6-3でリアム・ブローディ(Liam Broady、英国)をストレートで下し、ダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)との注目の2回戦に駒を進めた。

 新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したため、「1日17時間」ベッドにいなければならなかったキリオスだが、騒々しいファンをきっかけにした騒動も起こる中、1時間54分でブローディを退けた。(c)AFP