【1月18日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は18日、女子シングルス1回戦が行われ、大会第6シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)は6-2、6-3でカテリーナ・シニアコバ(Katerina Siniakova、チェコ)を一蹴し、四大大会(グランドスラム)初制覇に向けて2回戦進出を果たした。

 ジョン・ケイン・アリーナ(John Cain Arena)で試合に臨んだコンタベイトは、ダブルスのスペシャリストを26本のウイナーで圧倒し、わずか1時間21分で退けた。次戦はアストラ・シャーマ(Astra Sharma、オーストラリア)とクララ・タウソン(Clara Tauson、デンマーク)の勝者と対戦する。

 2020年大会でグランドスラムでの自己最高成績となる8強を記録している26歳のコンタベイトは、今大会本命の一角として順調な仕上がりを見せている。

 2021年シーズン後半は2か月間で四つのタイトルを獲得したほか、WTAファイナルズ(2021 WTA Finals)でもガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)に次ぐ準優勝を果たすなど、終盤の32試合で28勝を記録して勢いに乗っている。

 その他では、第20シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)が2-6、2-6でソラナ・シルステア(Sorana Cirstea、ルーマニア)に、昨年の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2021)で準優勝した第23シードのレイラ・フェルナンデス(Leylah Fernandez、カナダ)が4-6、2-6でワイルドカード(主催者推薦)のマディソン・イングリス(Maddison Inglis、オーストラリア)で敗れた。

 また、土居美咲(Misaki Doi)は3-6、5-7でクリスティーナ・クコバ(Kristina Kucova、スロバキア)に屈し、初戦敗退となった。(c)AFP