【1月17日 AFP】スイス金融大手クレディ・スイス(Credit Suisse)のアントニオ・オルタオソリオ(Antonio Horta-Osorio)会長が17日、辞任した。新型コロナウイルス対策の隔離規制に違反したと報じられていた。

 同行は書面で、取締役会の内部調査を受け、オルタオソリオ氏が即日辞任したと発表した。後任にはアクセル・レーマン(Axel Lehmann)取締役が指名された。

 ポルトガル人のオルタオソリオ氏は、不祥事が続いた同行の立て直しを約束して会長に就任したが、1年足らずでの辞任となった。昨年12月、旅行中にスイスの新型コロナ規制に違反したことが報じられ、批判されていた。(c)AFP