【1月17日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は17日、男子シングルス1回戦が行われ、大会第6シードのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は6-1、6-4、6-2のストレートでマルコス・ギロン(Marcos Giron、米国)に快勝し、2回戦に進出した。

 9度の優勝を誇るノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)の大会欠場により、今大会の男子では唯一の全豪優勝経験者となったナダルは、得意の強烈なフォアハンドで世界ランク66位のギロンをねじ伏せた。

 次戦では地元オーストラリアのタナシ・コキナキス(Thanasi Kokkinakis)と予選勝者のヤニック・ハンフマン(Yannick Hanfmann、ドイツ)の勝者と対戦する。

 足のけがから復帰したナダルは「けがから戻ってくるのは大変なことで、一日一日過ごしていくことになる。それでもポジティブであり続けている」とすると、「先週はここで3試合に勝ってタイトルを手にした。この数か月はとてもチャレンジングで厳しい時期もあった。疑念も多くあったけれど、足のけがについては何とかやりくりできた」と振り返った。(c)AFP