【1月17日 AFP】観客が投げ入れた物が選手に当たったとして中止になっていたサッカースペイン国王杯(Copa del Rey 2021-22)の4回戦、レアル・ベティス(Real Betis)とセビージャFC(Sevilla FC)の一戦が16日、39分から無観客で再開され、ベティスが2-1で勝利して準々決勝に駒を進めた。

 この一戦は前日の夜に行われていたが、1-1で迎えた39分にベティスファンが応援するエリアから投げ入れられたプラスチック製の棒がセビージャのMFジョアン・ジョルダン(Joan Jordan)を直撃し、中止となっていた。

 試合は約45分間中断した後、同国サッカー連盟(RFEF)が延期を決定。翌日、午後4時から無観客で再開すると発表していた。

 病院に搬送され、その後は自宅で療養しているジョルダンはこの日の試合には出場できなかった。

 アレハンドロ・ゴメス(Alejandro Gomez)とナビル・フェキル(Nabil Fekir)がそれぞれゴールを挙げ、盛り上がりを見せた前日とは正反対に、この日のエスタディオ・ベニート・ビジャマリン(Benito Villamarin Stadium)は静寂に包まれたが、セルヒオ・カナレス(Sergio Canales)が73分にベティスに決勝点をもたらした。

 カナレスは「全体的に少し悲しかったが、それが現実だ」とコメントした。

「スポーツの世界では決して起きてはいけないこと。つらく、異様な状況となっている。この出来事がベティスのファンや選手を象徴しているわけでは一切ない」 (c)AFP