エバートンがベニテス監督を解任 ルーニー監督が後任候補
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【1月17日 AFP】イングランド・プレミアリーグのエバートン(Everton)は16日、就任からわずか200日目だったラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)監督を解任したと発表した。現役時代にエバートンでプレーしたウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)監督が後任の有力候補とうわさされている。
ベニテス監督は同じマージーサイド(Merseyside)州を本拠地とするライバルのリバプール(Liverpool FC)を長く率いた経験を持ち、昨年6月の就任時からファンの支持は低かった。
結果的にはリーグ戦直近13戦9敗という不振の責任を取ることになった。最後の試合となった15日の下位ノリッジ・シティ(Norwich City)戦も1-2で敗れた。
ベニテス監督の下、今季のエバートンはリーグ戦19試合で19ポイントしか獲得できず、2005-06シーズンの後では最も成績の悪い前半戦となった。
ブックメーカーでは、チャンピオンシップリーグ(2部)のダービー・カウンティ(Derby County)で最近結果を出しているルーニー監督が後任の最有力候補に挙げられている。
幼少期にエバートンのファンだったルーニー監督は、現役時代に2度にわたって同チームで過ごした。現在率いているダービーは経営難で破産申請を行い、2度の勝ち点剥奪処分を受けたが、ルーニー監督はチームを2部での争いにとどめている。
昨年チェルシー(Chelsea)の指揮官を解任されたフランク・ランパード(Frank Lampard)氏も、後任候補の一人となっている。
他にはブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)のグラハム・ポッター(Graham Potter)監督や、イタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)のパウロ・フォンセカ(Paulo Fonseca)前監督も、候補に挙がっている。(c)AFP