【1月17日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)はこのほど、女性と児童に関する発展計画(2021~25年)をそれぞれ発表した。健康や安全、教育、法的保護など15分野で180の措置を講じ、女性・児童事業の質の高い発展を図る。

 同自治区婦女児童活動委員会の王麗霞(Wang Lixia)副主任は両計画について、都市と農村、地域間、集団間における女性と児童の格差縮小に重点を置き、特別な困難を抱える女性と児童の権益を保護することなどが目的だと説明した。

 王氏によると、新疆の女性と児童の健康状況はここ数年で持続的に改善しており、母子の安全も効果的に保障されている。11年に10万人当たり39・45人だった妊産婦死亡率は20年に7・89人に低下。乳児と5歳以下児童の死亡率もそれぞれ11年の千人当たり24・84人、30・28人から6・75人、10・91人に下がった。

 20年時点の都市の新規就職者全体に占める女性の割合は45・1%で、雇用分野での性差別はほぼ解消された。女性の就職先は一段と広がり、男女の同一労働同一賃金が全面的に実施されている。(c)Xinhua News/AFPBB News