【1月16日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領は15日、アリゾナ州で大規模な集会を開き、2020年米大統領選の勝者は自分であると改めて支持者に訴えた。

 トランプ氏は「ワシントンの政治家たちにわれわれの生活をコントロールさせるのはもうたくさんだ。命令にはうんざりだ」と述べ、「過激な民主党は米国を共産主義国に変えたいと望んでいる」と主張。

 さらに「われわれは選挙に勝った。大差で勝った。彼らはこのままでは済まされない」と語った。

 会場には遠方のフロリダ州やテキサス州から来て数日前から現地入りしている熱烈な支持者もおり、「トランプ2020」や「トランプ2024」と書かれた旗も見られた。

 トランプ氏は当初、自身の支持者による連邦議会議事堂襲撃事件から1年の節目となる6日に記者会見を予定していたが、突如キャンセル。多数の支持者の前に姿を見せたのは昨年10月以来となる。(c)AFP/Huw GRIFFITH