【1月18日 AFP】全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)は18日、男子シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は、大会第21シードのニコラス・バシラシビリ(Nikoloz Basilashvili、ジョージア)との4時間近いフルセットマッチに6-1、3-6、6-4、6-7(5-7)、6-4で勝利し、2回戦に進出した。

 四大大会(グランドスラム)通算3勝ながら、2019年にキャリア続行の望みを懸けた手術を受けて、股関節に金属が埋め込まれているマレーは、3時間52分に及ぶ長丁場の一戦を制し、全豪では2017年大会以来となる勝利を飾った。

 現在は世界ランク113位に沈んでいるマレーだが、最終セットでは持ち前の闘志を見せて勝利をつかんだ。

 コート上でのインタビューで34歳のマレーは「素晴らしい。きつい3、4年だった。ここに戻ってくるためにやるべきことを多くこなした」とほっとした様子で語った。

「このコートでは何度もプレーしてきていて、信じられないような雰囲気だった。戻ってきて、5セットマッチをこうやって勝てたのはすごいね。これ以上は望めない」 (c)AFP