【1月16日 AFP】テニス、シドニー・テニス・クラシック(Sydney Tennis Classic 2022)は15日、女子シングルス決勝が行われ、大会第5シードのパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)は6-3、4-6、7-6(7-4)で全仏オープン(French Open 2021)女王のバルボラ・クレイチコバ(Barbora Krejcikova、チェコ)に競り勝ち、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)のダークホースに名乗りを上げた。

 世界ランキング9位のバドサは、32本のウイナーと12本のエースを記録し、2時間22分で3セットマッチの熱戦を制した。17日開幕の全豪でバドサとクレイチコバは、勝ち進めば準々決勝で再び対戦する。

 24歳のバドサは、クレイチコバが優勝した昨年の全仏で、四大大会(グランドスラム)自己最高成績となる8強入りを果たした。

 昨年の2度のストレート勝ちに続き、クレイチコバ戦で3連勝を飾ったバドサは、自信を胸に全豪会場のメルボルンパーク(Melbourne Park)入りする。

 その1回戦でバドサは、地元オーストラリアの世界45位アイラ・トムリャノビッチ(Ajla Tomljanovic)と戦う。バドサは今大会の2回戦で、トムリャノビッチにストレートで勝利している。

 一方、準決勝でマッチポイントを7本しのいで第4シードのアネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)を下したクレイチコバは、全豪初戦で世界72位のアンドレア・ペトコビッチ(Andrea Petkovic、ドイツ)と対戦する。(c)AFP