【1月15日 AFP】朝鮮中央通信(KCNA)は15日、北朝鮮が14日に鉄道を使用した発射台から戦術誘導ミサイル2発を発射したと伝えた。

 鉄道機動ミサイル連隊の実戦能力を判定するための射撃訓練だったとされる。

 KCNAは「高い機動性と命中率を示した」として、「鉄道機動ミサイルの全国的な運用体制を構築するための課題が議論された」と伝えた。

 韓国軍は14日午後、短距離弾道ミサイル2発の発射を探知。同軍合同参謀本部によると、飛行距離は約480キロ、高度は約36キロだった。

 北朝鮮のミサイル発射は5日と11日に続き今月3回目。同国は先の2回について「極超音速ミサイル」の発射実験だったと主張している。

 北朝鮮は2021年9月、初めて鉄道発射型のミサイル訓練を実施した。(c)AFP