【1月15日 AFP】(更新)男子テニスのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)が15日、オーストラリアで再び拘束された。

 オーストラリア政府に再度ビザ(査証)を取り消されたジョコビッチは、17日開幕の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)出場に向けて強制送還を回避するために異議を申し立てており、16日に連邦裁判所で新たな審理が開かれることになっている。

 ジョコビッチは現在、1度目の拘束先だったメルボルン市内の収容施設に戻っている。

 この日は監視の下、代理人の事務所で大半の時間を過ごしたが、そこから車で旧パークホテル(Park Hotel)の施設に移動する車が確認された。

 オーストラリアのアレックス・ホーク(Alex Hawke)移民相は、新型コロナウイルスワクチン未接種のジョコビッチの滞在が続くことは、同国における「反ワクチン感情を高め」、さらには「市民の暴動を増加」させる可能性もあると主張している。(c)AFP/Andrew LEESON, Mell Chun