【1月15日 AFP】デンマークは14日、来月開かれる北京冬季五輪について、中国の人権問題を理由に政府関係者を派遣しないと発表した。

 イエッペ・コフォズ(Jeppe Kofod)外相は「政府は、中国で開催される冬季五輪に参加しないことを決めた。デンマークが中国の人権状況を非常に懸念しているのは周知の事実だ」とAFPに述べた。

 ただし、選手団は派遣する。コフォズ氏は、政府は選手団を全面的に支援するが、応援は北京の観客席からではなく自宅からになると述べた。

 米、カナダ、豪、英は先月、中国のイスラム系少数民族ウイグル人らに対する人権侵害などを理由に相次いで北京五輪の外交ボイコットを表明した。

 オランダ外務省も14日、北京五輪に政府関係者を派遣しないと明らかにした。新型コロナウイルス対策により、中国側と人権問題について協議できないことが理由だとする一方、外交ボイコットではないと主張している。

 選手団は派遣する。ウィレム・アレクサンダー国王(King Willem-Alexander)は、新型ウイルス対策でオランダ国民の現地観戦が認められていないことを理由に不参加を表明している。(c)AFP