【1月14日 CGTN Japanese】中国政府はこのほど北京に国家植物園を設立することを決めました。植物の生息域外における保全の強化が主な目的の一つです。

 野生植物の保護には、本来の生息地で行う「生息域内保全」と異なる場所で行う「生息域外保全」の2つの方法があります。生息に必要な環境要素の喪失や気候変動、自然保護区の不足などにより、生息域内保全を受けられる野生植物の種類は限られています。そのため、生息域外保全が有効な手段とみられています。

 植物園が生息域外保全を行う主な場所であり、中国では現在、およそ200カ所の植物園で全体の6割を占める2万3000種以上の植物の保全が行われています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News