【1月13日 Xinhua News】中国の若者や子どもたちに人気の日本の特撮ヒーロー「ウルトラマン」シリーズの大型フィギュアが11日、中国海南省(Hainan)の省都海口市(Haikou)に海南鉄道フェリーで到着した。同省三亜市(Sanya)の大型免税店「三亜国際免税城2期」の開業2周年を祝うイベントに登場する予定。

 巨大なフィギュアが大型トレーラーに載せられてフェリーから下りてくる様子をふ頭の職員が撮影し、会員制交流サイト(SNS)に投稿したところ、多くのネットユーザーの注目を集めた。中には「ウルトラマンは船に乗る前に核酸検査を受けたのか」と質問する人もいた。

 中国ではここ数年、ウルトラマンシリーズの映画やテレビドラマのシーンが動画投稿アプリ「抖音(ドウイン)」などのSNSを通じて急速に拡散。多くのネットユーザーがウルトラマンのコスチュームやアイテムを身にまとい、なりきり動画を投稿して人気を集めている。

 ウルトラマンティガが1996年に放送を開始してから今年で26年。中国のネットユーザーたちは「私たちは大人になったが、ウルトラマンは今もなお美しい思い出。変わらず光を信じている」と語っている。(c)Xinhua News/AFPBB News