【1月13日 AFP】イタリア・スーパーカップ(Italian Super Cup 2021)は12日、同国ミラノで行われ、インテル(Inter Milan)はアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)の決勝点により、延長戦の末に2-1でユベントス(Juventus)に勝利した。

 サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)での一戦は、PK決着が濃厚とみられた121分にサンチェスが決勝点をマーク。昨夏アントニオ・コンテ(Antonio Conte)前監督の後任に就いたシモーネ・インザーギ(Simone Inzaghi)監督に、初タイトルをもたらした。

 ウェストン・マケニー(Weston McKennie)に先制点を奪われるも、ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)のPKで前半のうちに追いついたインテルは、今季先発わずか4試合のチリ代表FWサンチェスが試合を決めた。

 伊メディアセット(Mediaset)に対してサンチェスは「プレーすればするほど感触は良くなる。良い選手というのはそういうものだ」と話すと、「自分はおりの中のライオンのようなもの。プレーさせてもらえれば猛獣だ」と続けた。

 リーグ戦8連勝中と好調を維持するインテルは、2位ACミラン(AC Milan)に1ポイント差で首位に立っている。

 一方、開幕でつまずいたユベントスは、ここのところ軌道に乗りつつあっただけに悔しい敗戦となった。(c)AFP/Terry DALEY