【1月13日 AFP】米国は12日、北朝鮮が前日に「極超音速ミサイル」とする飛翔(ひしょう)体を発射したことを受け、同国の弾道ミサイル開発計画に関係する北朝鮮人5人に制裁を科した。

 米財務省は、制裁対象の5人は北朝鮮の「大量破壊兵器と弾道ミサイル関連プログラムのための物資調達」を担当していると説明。ブライアン・ネルソン(Brian Nelson)財務次官(テロリズム・金融情報担当)は、北朝鮮による「最新のミサイル発射は、国際社会が外交と非核化を求めているにもかかわらず、禁止されているプログラムを進め続けていることを示すさらなる証拠だ」と指摘した。

 北朝鮮の国営通信は12日、同国が金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong un)朝鮮労働党総書記の立ち会いの下、「極超音速ミサイル」の発射実験に成功したと報じた。北朝鮮によるミサイル発射はここ1週間で2度目。(c)AFP