【1月12日 AFP】テニス、シドニー・テニス・クラシック(Sydney Tennis Classic 2022)は12日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)はエカテリーナ・アレクサンドロワ(Ekaterina Alexandrova、ロシア)に6-1、7-6(7-4)のストレートで勝利し、自信あふれるシーズンのスタートを切った。

 シード選手のためこの試合が自身初戦だったムグルサは、第2セットにアレクサンドロワが見せた反撃をしのいで勝利した。準々決勝では、2戦連続のロシア勢との対戦となるダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)戦に臨む。カサキナは6-3、6-4でエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)を破って勝ち上がった。

 元世界ランキング1位で、四大大会(グランドスラム)2勝を挙げているムグルサは、次週開幕する全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)でも第3シードに入っており、優勝候補の一人と目されている。

 また、第7シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)はウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)優勝2回のペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)に6-4、6-4で勝利し、全豪オープンに向けて順調な仕上がりを見せている。

 27歳のジャバーは2021年に飛躍を果たし、シングルスでツアー初優勝を飾ると、初めて世界ランキング10位以内にも入った。この日はどちらのセットも逆転で獲得し、4回目の対戦で初めてクビトバに勝利して、アネット・コンタベイト(Anett Kontaveit、エストニア)との準々決勝に駒を進めた。

 第4シードのコンタベイトは、予選勝者のエレナ・ガブリエラ・ルセ(Elena-Gabriela Ruse、ルーマニア)に6-3、6-1で快勝した。(c)AFP