【1月12日 AFP】テニス、アデレード国際2(Adelaide International 2 2022)は11日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランキング2位のアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka、ベラルーシ)は2週連続の自滅でレベッカ・ペテルソン(Rebecca Peterson、スウェーデン)に7-5、1-6、5-7で敗れ、初戦敗退となった。

 サバレンカは前週のアデレード国際1(Adelaide International 1 2022)でもサーブが入らずに2回戦で敗退していたが、この日も同じ問題に苦しんで世界ランキング93位の相手に敗戦を喫し、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2022)に向けた準備でつまずいた。

 ダブルフォールトは21本を数え、第2、第3セットは何とかサーブをコートに入れようとアンダーサーブに切り替えたが、ファーストサーブの勢いは一気に落ち、ネットを越すのがやっとのこともあった。

 第3セットには精神的に不安定になって審判から大丈夫かと聞かれ、次のサービスゲームで涙を見せる場面もあった。唯一の救いは、ストロークでは力のある打球を正確に打ち込めていることだったが、それでも当然と言うべきか、1回戦を突破することはできなかった。

 17歳のコリ・ガウフ(Cori Gauff、米国)は6-1、6-2でカテリーナ・シニアコバ(Katerina Siniakova、チェコ)に快勝し、2回戦に進出した。第4シードのタマラ・ジダンセク(Tamara Zidansek、スロベニア)は2-6、6-2、7-6(7-4)の逆転で予選勝者のヘザー・ワトソン(Heather Watson、英国)を退けた。(c)AFP