【1月11日 CGTN Japanese】中国南西部にある貴州省(Guizhou)黔南プイ族ミャオ族自治州茘波県(Libo)は9日、新型コロナウイルス感染症対策の一環として人の密集を避けるため、第17回中国茘波梅花祭はオンライン方式で開催すると発表しました。オンライン生放送や、VR技術を生かした景色の紹介、関連商品のオンライン販売などは、同日中に始まりました。

 茘波県には、中国で最も広い2万ムー(約1300ヘクタール)余りの野生の梅林があり、樹齢200年を超える希少な梅の木も数百本あります。開花期は1月中旬からで、1カ月以上も咲き続けます。

 今回の梅花祭では、人気インフルエンサーを現場に招き、「TikTok」を通じた生配信によって、梅が咲き誇る様子や現地の観光業などについて紹介します。また、スマートフォンを利用すれば現地での「梅の花を愛でてのそぞろ歩き」の雰囲気を味わえるように、VR技術を活用した現地の風景や文化歴史の紹介も行われるとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News