【1月11日 CGTN Japanese】香港最大の政治団体である民主建港協進連盟(民建連)は10日、一般投票が間もなく始まる「香港今年の漢字2021」の10候補を発表しました。  

 10候補は「疫」「守」「奥」「穏」「変」「通」「善」「安」「民」「選」。意味合いはそれぞれ異なります。「疫」は2年続く新型コロナウイルス感染症を表し、「守」は「一国二制度」を実行に移し、香港基本法を堅持するという意味です。「奥」は東京五輪で中国香港の選手が素晴らしい成績を収めたこと、「穏」は香港で国家安全維持法が施行されて安定を取り戻したこと、「選」は香港で選挙制度が整備されてから2回の選挙が順調に行われたことを表しています。

 投票は、民建連の微信(ウィーチャット、Wechat)公式アカウントで受け付けています。締め切りは1月27日。「香港今年の漢字」選考活動は2013年から毎年開催されており、2020年は安全・安定を意味する「安」が選ばれました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News