美しくて枯れない 北京冬季五輪「ビクトリーブーケ」の裏話
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【1月11日 CGTN Japanese】五輪大会の歴史を振り返れば、副賞の花束はメダルと並んで「出演率」の高いわき役でありつづけました。今年の北京冬季五輪大会で使われる「ビクトリーブーケ」は独特なもので、切り花ではなく毛糸で編んだ手工芸品の花束です。このブーケには人の心の温かさや優しさといった意味が込められていると同時に、「持続可能」という理念も示しており、長く保存することができるものです。このブーケは上海市の無形文化遺産に指定されている伝統的な技法で作られています。
北京冬季五輪大会の「ビクトリーブーケ」には「友愛」を象徴するハマナス、「粘り強さ」を象徴するコウシンバラ、さらに「幸せ」の象徴のスズラン、「幸福」の象徴のアジサイ、「勝利」の象徴のゲッケイジュ、「平和」の象徴のオリーブと、6種の花があしらわれています。冬季パラリンピックの「ビクトリーブーケ」には、「強靱(きょうじん)さ」を意味する青いコスモスが追加されます。
必要な「ビクトリーブーケ」は1251束で、計1万6731輪の花が必要です。花はいずれも手作りであり、1枚のバラの花びらを編むのに20分かかります。バラ1輪を編むのに必要な時間は、少なくとも5時間です。
ブーケのすべてを、1月中旬までに完成せねばなりません。北京冬季五輪のために上海だけでなく、北京、天津(Tianjin)、江蘇(Jiangsu)、浙江(Zhejiang)など7地域の編み物グループが力を合わせて花束の製作をしています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News