【1月9日 AFP】女子テニス、メルボルン・サマー・セット2(Melbourne Summer Set 2 2022)は9日、シングルス決勝が行われ、アマンダ・アニシモバ(Amanda Anisimova、米国)が7-5、1-6、6-4でアリアクサンドラ・サスノビッチ(Aliaksandra Sasnovich、ベラルーシ)との激戦を制し、全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)へ向けて大きな自信となる優勝を飾った。

 世界ランキング78位でノーシードのアニシモバは、試合中盤に調子を落とし、左脚の治療も受けなければならなかったが、そこを乗り終えてツアー2勝目を手に入れた。

 1勝目は2019年のクラロ・オープン・コルサニタス(Claro Open Colsanitas 2019)で挙げている。17歳での初優勝は、米国の選手としては1999年に同じく17歳で初タイトルを取ったセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)の後では最年少だった。

 昨シーズンは新型コロナウイルスの検査で陽性になり、オーストラリア遠征に臨めなかったアニシモバは、「とても厳しいシーズンを経て、今は精神的にとてもいい状態にある」と話し、「いい場所でタイトルが取れて、とてもいいシーズンのスタートになった。正直に言って出来過ぎなくらい」と喜んだ。(c)AFP