【1月9日 AFP】フィギュアスケート全米選手権(2022 U.S. Figure Skating Championships)は8日、テネシー州ナッシュビル(Nashville)で男子シングル・ショートプログラム(SP)が行われ、ネイサン・チェン(Nathan Chen)が首位発進を果たした。

 北京冬季五輪の金メダル候補であるチェンは、自身の歴代大会最高得点を更新する115.39点をマーク。9日のフリースケーティング(FS)では6連覇を狙う。

 スケート・アメリカ(Skate America 2021)で優勝し、4年前の平昌冬季五輪で6位に入ったヴィンセント・ゾウ(Vincent Zhou)が112.78点で2位に、17歳のイリア・マリニン(Ilia Malinin)が103.46点で3位に入った。

 米国代表の選考委員会は、他大会の成績も考慮して北京五輪の代表選手を選ぶが、チェンの選出はほぼ確実にみえる。

 女子の代表3人はこの日に発表され、アリサ・リウ(Alysa Liu)が代表入りを果たした。16歳のリウは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性となり、今大会はSP後に棄権を強いられたが、北京行きの切符を手に入れた。

 他には今大会で優勝したマライア・ベル(Mariah Bell)と2位のカレン・チェン(Karen Chen)が選出された。(c)AFP