【1月9日 AFP】オーストラリアのビザ(査証)を取り消された女子テニスのレナータ・ボラチョーバ(Renata Voracova、チェコ)が8日、メルボルンの空港から出国した。豪政府関係者が明かした。

 全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2022)に出場予定だった38歳のボラチョーバは、同様にビザを取り消された男子のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)と同じメルボルンの入管施設に留め置かれていた。ジョコビッチは決定に異議を申し立てている。

 8日にAFPが撮影した写真と映像では、ボラチョーバが入管施設を車で離れる姿が確認された。政府関係者によると、ボラチョーバは同日夜にメルボルン発の飛行機に搭乗したという。

 ボラチョーバは当初、昨年末に新型コロナウイルス感染症から回復したことでオーストラリアテニス協会(Tennis Australia)からワクチン接種の免除措置を受け、全豪オープン出場のため入国を認められていた。

 だがオーストラリア政府は、最近の感染歴はワクチン未接種の外国人の入国を認める理由にはならないとしている。

 ボラチョーバは17日に開幕する全豪に向け、メルボルンで行われた前哨戦のダブルスにも出場していた。(c)AFP